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放射線部門

ページID:0001050 更新日:2023年6月6日更新 印刷ページ表示

放射線部門のスタッフは診療放射線技師4名で、日常業務は、一般撮影検査・CT検査・MRI検査と、その他の業務(病室や手術室での撮影・X線TV検査など)の4つの業務に分かれています。私たちは速やかな検査への応対と患者さんへの思いやり、診断・治療に役立つ最良の技術の提供、医療被ばくの低減、をモットーに放射線技術の専門家としてプロ意識を忘れない質の高さを目指していこうと考えております。

1.一般撮影検査

rad

当院では、一般撮影装置(島津製作所社製RADspeedPro 富士フィルムメディカル社製Console Advance)を設置しています。

胸部・腹部・手足の骨などのレントゲン撮影に使用します。従来、床に寝ていただいて撮影していた脚や脊椎の長尺撮影も、ベッドの上で撮ることができるようになりました。

X線検出器にはFPD(フラットパネルディテクタ)を採用しているため高画質な写真を撮ることができ、病気の早期発見、治療に役立ちます。

2.CT検査

ct

CT装置は、頭部・胸部・腹部などの輪切り状の画像を撮影する検査です。X線を人体に照射し、透過したX線は反対側に並べられた検出器で検出されます。これが1回転することで360度方向の透過X線量の情報はデジタルに変換され、コンピュータで解析し人体の輪切りの二次元画像として表示されます。

検査対象は外傷をはじめ脳疾患、胸部疾患、腹部疾患、血管の観察、そして骨の観察に至るまで全身が撮影可能で、データ処理により立体的な三次元画像(3D)を作成、観察することができます。

検査時間は簡単な検査で5~15分程度です。より詳しく検査する目的で造影剤という薬を静脈から注入して撮影することもあります。
また、体格にあわせて無駄なX線を照射しない機能を装備していますので、今まで以上に「やさしい検査」を受けて頂けるようになり、かつ詳細な情報をご提供することができます。

3.MRI検査

MRI

MRI装置Optima MR360 Advance 1.5T(GEヘルスケア社製)を導入しています。
MRIは強い磁石と特殊な電波の力により人体内部の構造を鮮明にみることができる最新の医療用画像診断装置です。放射線を用いないので放射線被ばくはありません。

頭部領域の小さな疾患や整形外科領域、腹部領域などの全身各部位の診断に役立ちます。

MRI検査は大きな磁石のドームの中に入り、撮影時には大きな連続音がしますがベッドに寝ているだけで体の向きをかえることなく、様々な断面の撮像が可能です。

造影剤なしでも血管撮像が可能といった特長があります。(検査内容によっては造影剤を使用することがあります。)
注意事項として、ペースメーカーを埋め込まれている方、体内に金属のある方(最近の手術による体内金属は主治医にご相談下さい)また、閉所恐怖症の方は検査を行うことができません。

尚、このMRI検査は脳ドックにおいても実施しておりますのでご利用ください。

MRI検査の画像2

4.X線TV検査(骨塩定量測定)

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X線TV装置SONIALVISION G4(島津製作所社製)を設置しています。

従来の消化管検査や胆道系の検査・治療、整形外科領域の脊髄腔・脊髄神経根などの検査に加え、血管造影(カテーテル治療)もこの装置で行うことができるようになりました。

この装置では、ベッドが低くまで下がるため、乗り降りを楽にしていただけます。また、以前に比べ大幅に少ないX線量で綺麗な写真を撮ることができ、患者様により優しい検査環境をご提供することができます。

​X線テレビシステムSONIALVISIONは骨密度測定アプリケーション[SmartBMD] を搭載しており、腰椎および大腿骨近位部をスキャンすることで簡単にDXA 法による骨密度測定が可能です。

尚、胃透視は一般ドックにおいても実施しておりますのでご利用ください。

設置装置

装置 装置名 メーカー
MRI装置 Optima MR360 Advance 1.5T GEヘルスケア・ジャパン
X線TV装置 SONIALVISION G4 島津製作所
CT装置 Aquilion Lightning/Helios Edition キャノンメディカルシステムズ
一般撮影装置 RADspeedPro
Console Advance
島津製作所
富士フィルムメディカル
外科用イメージ装置 OPESCOPE ACTENO 島津製作所
回診用撮影装置 Mobile Art Evolution
MC 125L
島津製作所
無散瞳眼底カメラ TRC-NW400 TOPCON