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平成22年に移住された野川さん一家。現在3人の子どもさんと四季を感じながら安芸太田町での生活を楽しまれています。
広島市に住んでいました。以前から夫婦共に田舎で暮らしたいと考えていました。
祖父の出身地が安芸太田町だったので、お墓参りなどで訪れるたびに、豊かな自然を感じ「ここに住みたい!」と思うようになりました。
祖父の出身地ではありましたが、家も土地もない状態だったため、町の空き家バンクに申込みました。現在の家が空き家バンクに出たときは自分たちの希望する地域でもあったため、すぐに家族で見に行きました。
築70年で良い状態ではありましたが、風呂の故障など、すぐに住める状態ではありませんでした。使えるところは生かし、水回りを中心にリフォームをしました。
改修前
改修後
引っ越してから、私も仕事を始め、主人も地元の会社に転職しました。以前は主人の帰りも遅く、一人での子育てに鬱々としていましたが、二人で働くことで、家事も育児も二人で協力して行えるようになり、転職後は主人の帰りも早くなったおかげで、家族の時間が増えました。
また、周りは自然も多く、一軒家ということで子どもたちも自由に遊び、のびのびと子育てができています。
近所の子育て世代の仲が良いため、みんなで集まってご飯を食べたり、イベントをやったりとプライベートでも楽しみができました。若い人が周りに多く、楽しんでやっています。
保育所は子どもの数が多過ぎず、一人ひとりをみてもらえているという安心感があります。
移住して大変だと感じたのは子どもの通院です。今は少し大きくなったので回数は減りましたが、町内に小児科が無いので、そこは少し不便を感じました。
また、家の隣で畑をしていますが、想像以上に草が早く伸びるので、あっという間に草ボーボーになります。素敵な自家菜園にはほど遠い感じです(笑)
「のんびり田舎暮らし」とは少し違って、地域行事が多く若い世代は結構頼りにされるので忙しいですね。
友達と一緒に家でBBQをするのが楽しみです。ドラム缶のコンロは常設です!また、春にはどこに行っても桜がとてもきれいですし、夏は川遊び、秋は紅葉、冬はスキーと四季折々の楽しみがたくさんあります。
今一番の楽しみは子どもの成長です!!
地域と小学校が一緒にする運動会。お父さんも頑張ってます!
おばあちゃんの手作りベストを着て、外で元気に遊ぶ子どもたち
昨年、3人目を授かりました。移住する前は考えてもいなかった選択です。
「ここに住みたい!」と強く思ったら移住は実現できると思います。きっと、想像以上に忙しい毎日が待っていますよ!