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農家2年目の安芸太田町出身沖さん(24)、農家1年目の広島市出身新田さん(21)、研修生の広島市出身三原さん(27)。現在、3人の若者が安芸太田町で農業に取り組んでいます。
3人の出逢いは広島県内にある農業技術大学校。三原さんは職員、沖さんは学生、そして新田さんは高校2年のとき実習生として同じ時間を過ごしました。
その後、安芸太田町で夢を実現する3人の出逢いはきっと運命ですね☆(写真:左から沖さん、新田さん、三原さん)
『ひろしま活力農業新規就農者研修制度』を利用して新田さん、三原さんの2人は安芸太田町での農業を始めることを決意されました。
これには、地元で頑張っている沖さんの存在が安芸太田町で農業をするきっかけの一つとして大きかったようです。
今年(平成28年)から安芸太田町に移住した新田さんは、「沖さんはお兄ちゃんみたいな存在で沖さんがいたから心強く、不安はなかったですよ」「地域の方が手伝ってくださるのでとても助かります」と、笑顔で話してくれました。
三原さんは、安芸太田町にゆかりのある女性と結婚され、平成27年に安芸太田町へ移住。先に安芸太田町で農業を始めていた2人の後を追い、来年の事業開始に向け現在研修中です。
・沖さん:ホウレンソウ
・新田さん:小松菜
・三原さん:小松菜(予定)
※三原さんは、農業技術大学校在学の時、『第12回全国農業大学校等プロジェクト発表大会』で「ホワイトアスパラの長期収穫法」で農林水産大臣賞を受賞されています。
新田さん:「田舎なんだけど思っていたより田舎じゃないですよ。広島市に行くにも車で30分かからずほどよい距離です。今日もラーメンを食べに行ってきました(笑)」
三原さん:「子どもにとってはここでの生活が良いかなと思っています。外でしっかり遊べるし、おじいちゃんの田んぼや畑で土いじりをして遊んでいます。楽しそうですよ!」
その土地を好きになることが必要だし、自分のいる町を好きになることが大切だと思いますよ。
沖さん:県内一となるようにしっかり産地形成をしたいです。
新田さん:農業を通じて安芸太田町をもっとたくさんの人に知ってもらいたいです。
三原さん:安芸太田町で農業をやることは決まっていて、専業農家で自分よりも先に2人が取り組んでいるので続いて頑張りたいです。
現在は、地元の給食や産直市などに野菜を出荷されています。今後の活躍が楽しみです。
さわやかな3人の農業男子にパワーをもらいました!