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こどもの予防接種について

3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0001125 更新日:2025年1月6日更新 印刷ページ表示

予防接種とワクチンの役割

 感染症にかかると体の中で抗体などが作られ、新たに外から侵入する病原体を攻撃するしくみができます。このしくみを「免疫」といいます。

 免疫のしくみを利用したのが「ワクチン」です。ワクチンを接種することにより、あらかじめウイルスや細菌(病原体)に対する免疫(抵抗力)を作り出し、病気になりにくくするのです。まれに熱や発しんなどの副反応がみられますが、実際に感染症にかかるよりも症状が軽いことや、まわりの人にうつすことがない、という利点があります。

 赤ちゃんは、お母さんのお腹にいるときにお母さんから様々な病気に対する免疫が受け継がれます。しかし、百日せきの抗体は生まれて早い時期に、麻しん(はしか)の抗体は乳児期後半には失われてしまいます。そのため、百日せきを含む5種混合ワクチンは生後3ヵ月、麻しんを含むMR(麻しん風しん混合)ワクチンは生後12ヵ月になったらなるべく早い時期に予防接種を受けましょう。

予防接種の種類

0歳からのワクチン

  • Hib(ヒブ)ワクチン
  • 小児用肺炎球菌ワクチン
  • B型肝炎ワクチン
  • ロタウイルスワクチン
  • 5種混合ワクチン・4種混合ワクチン
  • BCG

1歳からのワクチン

  • MR(麻しん風しん混合)ワクチン
  • 水痘(みずぼうそう)ワクチン
  • おたふくかぜワクチン

3歳からのワクチン

  • 日本脳炎ワクチン

追加接種(小学校就学前以降)

  • 麻しん・風疹混合2期(小学校就学前の1年間)
  • 2種混合2期(11歳~13歳未満)
  • 日本脳炎2期(9歳~13歳未満)

中学1年生から(女子のみ)のワクチン

  • HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン

詳しい内容はこちらをご覧ください。【子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について】

生後6ヵ月以降、毎秋のワクチン

  • インフルエンザワクチン

定期予防接種と任意予防接種の違い

 定期予防接種は予防接種法に位置づけられている予防接種で、定められている年齢の期間内であれば、公費負担により接種できます。
任意予防接種は希望により受ける予防接種で接種費用は自己負担となります。また、予防接種による健康被害があった場合の救済の仕組みについて定期予防接種と異なります。かかりつけの医師と相談のうえ、接種して下さい。

※おたふくかぜは任意接種ですが、安芸太田町では無料で接種できます。詳しくはこちらをご覧ください。【安芸太田町おたふくかぜ予防接種助成事業】

予防接種スケジュール

 予防接種は、ワクチンの種類ごとに接種する年齢や回数が決まっています。生後2か月から接種できるワクチンもあります。できるだけ早く予防接種を始めれば早くから病気を予防できるだけではなく、接種スケジュールにも余裕ができてきます。予防接種の計画を早めに立てることが重要となりますので、一覧表を参考にして下さい。(引用元:特定非営利活動法人 VPDを知って、子どもを守ろうの会)

接種対象年齢・接種間隔一覧表[PDFファイル/712KB]<外部リンク>

ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日<外部リンク>

接種上の注意

広島県外で接種する場合について

  定期予防接種に関しては、接種券を使用することで公費負担にて接種可能ですが、
 広島県外で接種をされる場合には、一度窓口で全額負担していただいた後に
 償還払いをする流れとなります。
  県外での接種については改めて手続きが必要となるため、
 希望される方は健康福祉課までお申し出ください。

その他注意事項

 予防接種には子どもの健康状態をよく知っている保護者が連れていきましょう。
 予防接種の記録として母子健康手帳への記入や予防接種済証が発行されます。接種記録は就学時健康診断や海外航路、就職の際に必要となることがあります。母子健康手帳は大切に保管しましょう。

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