【実施結果】令和5年度深入山山焼きについて

　令和5年4月2日（日曜日）に深入山で山焼きを行いました。
　昨年は、3年ぶりの実施で、燃え草も多く、深入山麓をきれいに焼き尽くすことができましたが、今回は一転、燃え草が少なく、所々笹などが燃え残る結果となりましたが、昨年の約900人を大きく上回る、約1,500人のお客様にご鑑賞いただくとともに、その熱気を堪能いただきました。
　深入山での山焼きは、火入れによって病害虫が駆除され、希少な在来植物など生態系の維持につながることから、近年では環境保全のため、古くは肥草やワラビ等の採取のため、明治以前からの伝統行事として受け継がれています。
　昨年に続き、安芸太田町が消防団や地元松原地域有志の方々など総勢214名の協力を得て行いました。今年より、ボランティアの募集を行い10名の方に火入れ作業班の補助として作業していただきました。また、キッチンカー等の飲食販売のブースも設置し、多くのお客様にご利用いただきました。
　今回の火入れ作業は、午前11時30分に山頂への点火を開始し、正午に麓からの点火を予定していましたが、山頂付近での作業に時間を要したことから、麓からの点火の開始が午後0時30分に遅れました。しかし、その後は順調に作業が進み、午後3時に防火作業を終えました。
　深入山の山焼きは、来年度以降も継続して行う予定ですが、四季折々の景色を楽しむことができますので、ぜひお越しください。