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森林由来J-クレジット創出事業による地域資源活用と脱炭素社会の実現に向けた安芸太田町筒賀財産区の取り組みについて

ページID:0017045 更新日:2025年12月2日更新 印刷ページ表示

「安芸太田町筒賀財産区森林由来J-クレジット創出事業協定」の締結について

 安芸太田町筒賀財産区(管理者:安芸太田町長 橋本 博明)、NTTビジネスソリューションズ株式会社 広島ビジネス営業部(取締役 広島ビジネス営業部長:今崎 宏)及び株式会社地域創生Coデザイン研究所(取締役 コンサルティング事業部長:東山 真也)は、筒賀財産区有林の森林資源を活用したJ-クレジット創出事業に関する協定を令和7年(2025年)12月1日に締結しました。
 本協定は、森林の健全性を高めながら、脱炭素社会の実現と地域経済の活性化を両立させることを目的としています。
締結式
写真左より 筒賀財産区管理会 角田会長、株式会社地域創生Coデザイン研究所 東山取締役、橋本町長、NTTビジネスソリューションズ株式会社 今崎取締役

1.背景

 安芸太田町筒賀地域は、古くから林業を主要産業として発展し、森林は水源涵養、防災、生物多様性保全など多面的な機能を担っています。しかし、人口減少や林業の担い手不足により、森林管理の継続が課題となっています。
 近年、気候変動対策の重要性が高まる中、森林のCo₂吸収量を評価し、カーボンクレジットとして活用する制度(J-クレジット制度)が整備されました。
 本協定は、こうした社会的要請に応え、森林資源を活かした持続可能な仕組みづくりを進めるとともに、クレジット販売による新たな財源確保を通じて、地域経済の活性化を図ります。

2.取組の概要

 
協定期間

令和7年(2025年)12月1日 ~ 令和17年(2035年)3月31日

対象森林面積 2,348ヘクタール
創出予定クレジット量 累計8,000トン-Co₂(2026年度~2033年度)

 本協定に基づき、森林の適切な整備・管理を行い、J-クレジット制度に基づく認証・販売を推進します。クレジット販売による収益は、筒賀財産区有林の森林整備や地域振興に再投資し、地域内循環モデルを構築します。

3.各々の役割

 
安芸太田町筒賀財産区

森林の提供・管理、必要な情報の提供

NTTビジネスソリューションズ株式会社<外部リンク> 広島ビジネス営業部 J-クレジットの販売
株式会社地域創生Coデザイン研究所<外部リンク>

J-クレジット創出に関する手続き、プロジェクト管理、費用負担、販売支援

 

4.今後の展望

・企業との連携によるカーボン・オフセット推進
・地域外へのクレジット流通による都市部からの資金還流や関係人口の増加
・将来的には、森林由来以外のカーボンクレジット創出や地域企業との協働も視野に入れ、地域発の脱炭素モデルを全国に展開

これらの取り組みを精力的に展開することで、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献するとともに、林業振興を通じた地域経済の発展を目指します。
握手
※本ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。変更になる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ先
・筒賀財産区管理会事務局(安芸太田町筒賀支所内)
 電話:0826-32-2121
・NTTビジネスソリューションズ株式会社
広島ビジネス営業部社会基盤営業担当
 Eメール:ntt-hiro-jcre@west.ntt.co.jp
・株式会社地域創生Coデザイン研究所
 Eメール:codips-promo@west.ntt.co.jp

J-クレジット制度とは

 J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCo2等の温室効果ガスの排出削減量を「クレジット」として国が認定した制度です。発行されたクレジットは他の企業等に売却することができ、購入者はカーボン・オフセットに活用することができる制度です。

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