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安芸太田町新型インフルエンザ等対策行動計画を策定しました。
町では、新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成25年4月施行)第8条1項に基づき「安芸太田町新型インフルエンザ等対策行動計画」を作成しました。
1 計画策定の背景
新型インフルエンザは、ほとんどの人が新型のウイルスに対する免疫を保有していないため、世界的な大流行(パンデミック)となり、大きな健康被害とこれに伴う社会的影響をもたらすことが予想されています。このような新型インフルエンザの発生を阻止することや、発生の時期を正確に予測することは困難であり、また、発生すると短期間で大流行することを考えると、あらかじめ対策を検討しておく必要があります。
2 対象とする感染症
この計画は、対象とする感染症を(1)新しく発生した「新型インフルエンザ」、(2)未知の感染症である新感染症(感染力の強さから新型インフルエンザと同様に社会的影響が大きいもの)としています。
3 計画の目的
次の2点を主たる目的としています。
- 感染拡大を可能な限り抑制し、町民の生命及び健康を保護すること。
- 町民生活及び経済に及ぼす影響が最小となるようにすること。
4 発生の段階及び主要6項目
計画中では、新型インフルエンザなどの発生段階を設定し、発生段階ごとに主要6項目の対策を実施することとしています。
- 発生段階:未発生期、海外発生期、町内未発生期、町内発生早期、町内感染期、小康期
- 主要6項目:(1)実施体制、(2)情報収集、(3)情報提供・共有、(4)予防・まん延防止、(5)医療、(6)町民生活及び経済の安定の確保